金澤市電2202保存会
2010年7月3日の活動
伏木へ移動してからは、電源が無いために活動を停止しています。ケキ102が出場するまで作業を行うことが出来ません。
今回は番外編としての活動報告です。
今回は伏木へ移動してきた静岡鉄道清水市内線モハ65について経緯をお知らせします。
フェルケール博物館で保存されてきたモハ65が、老朽化により維持が困難という理由で解体されることが決まりました。
地元では市民団体などが動きをかけていましたが、修復の実績が無いことや輸送費の捻出が困難ということで取得を断念せざるを得ない状況となりました。
ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスへ相談したところ、輸送費さえ確保できれば取得に全力を尽くすという返事をいただきました。
非常に急なことでしたので、輸送資金を緊急的に信用おける方々へ依頼し、輸送費の一部99万円を確保できました。
フェルケール博物館も快く対応していただき、電車は難を逃れ伏木へやってきました。
電車の管理はジェイアール貨物・北陸ロジスティクスが行い、修復は清水鉄道遺産保存会が行います。
金沢市電2202保存会はアシストとして活動に参加し、将来的には静岡へ里帰りさせる構想で進めています。
2010年6月27日
そして伏木へ電車は輸送されてきました。
7月3日の活動
電車の窓に貼られた養生テープを剥がす作業を行います。
作業終了後にはブルーシートをかけます。
修復作業中のケキ102も見学してきました。(現時点では一般の方の入場は出来ません)
ラジエーターの水漏れを修復しています。
【静岡鉄道モハ65、ケキ102について】
ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスへの問い合わせは固くお断りいたします。
9月に全車両の一般公開を予定しています。
告知があるまで今しばらくお待ち下さい。